店舗のコンセプトはとても大切です
全ての指針となるからです
コンセプトの推進速度を決めるのが現状に合った事業計画なのでは無いかと考えています
無理な事業計画は開店時に思い描いたコンセプトを破壊するリスクを膨らませてしまいます
経験上で話しますとコンセプトを実現するための事業計画は段階を踏んで作成するのが良いように感じます、思い描いたコンセプトはブレる事無くしっかりと維持し、そのコンセプトを現状の資金計画で無理なく出来る事業計画を立て営業しながら計画的にレベルアップを図るのが良いようにおもいます
店舗の立地もとても大切です、消費者に認知して頂き愛され始めた店舗は簡単には移転させられません、長期的にその立地で営業する事を念頭に場所を決める必要がありますので予算縮小の対象にはし難い項目です
ではどこで現状に合った事業計画に辻褄を合わせるかというと残ったのは建築費となります
この建築(内装/各種設備/新築ロードサイドならば建物本体も)を段階的にコンセプトで思い描く空間にレベルアップさせていくと決め、開店時はコンセプトを感じられるが(ここ大切です)予算を低く抑える事が大切なのではないかと思います
段階的にコンセプトを実現させるにはオーナーが主体として居続ける必要があります
工事会社へ建築を任せる割合が増えるとデザイン/設計を経て見積もりが出てきてから予算と合わない事がわかり再度デザイン/設計をやり直して貰うなど事業計画もスケジュールもコントロールする事が難しくなってしまいます
ましてや店舗工事を発注後の追加工事などは以ての外です
以上を踏まえると店舗作りで一番大切なのは「スケジュール」なのかも知れませんね
コンセプト作り→現状に合った事業計画作り→開店場所決定→建築決定→オペレーション他
オーナーがやり遂げる事はとても多いです
どれも片手間ではコンセプト実現は困難です
オーナーが全てをコントロールするには長い時間が必要になると予測できるかと思います
前回のコラムで書きましたイニシャルコスト2つの他に隠れたイニシャルコスト
それが「スケジュール」です
スケジュールを長く設定できるオーナーはコスト調整(建築費)に時間をかけれますし
短期のスケジュールを設定されるオーナーはコスト調整(建築費)をそこそこに次の取り組まなくてはならない課題へ注力しなくてはならなくなります
「スケジュール」=「時は金なり」ですかね
スケジュールを長く取れるならば店舗をDIYで作り上げることも可能ですから
タイトなスケジュールで全てをコントロールするには仲間が必要となります
オーナーと同じ意志を持ち各担当分野のコントロールをしてくれる仲間です
その仲間に我々A.T.Fを指名して頂けましたら幸いです
・・・近いうちに「コンセプト」について書いてみたいと思います
おたのしみに
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