実店舗を構えて商いを始められる時には、やらなければならない事が沢山あります
自分の商品をどのように売り出すかのコンセプト確定
コンセプトを実現する為に必要な事業計画作成
コンセプトを実現する為に必要な物件探し
コンセプトを実現する為に必要な店舗の設計
コンセプトを実現する為に必要な店舗の作成
コンセプトを実現する為に必要な備品収集
コンセプトを実現する為に必要なディスプレイ
コンセプトを実現する為に必要なオペレーション計画
コンセプトを実現する為に必要なスタッフ教育
その他にも実店舗での商いを行うに必要となる資格収得・関係官庁への届けなど
やることは山のようにあります
箇条書きの項目でしつこいほどに繰り返した「コンセプトを実現する為に必要な・・」と
いう言葉、一番最初に築き上げなくてはならない全ての土台となり向かう先を示す航海のコンパスのような存在である「コンセプト」
大抵の初めてのお店作りの本を読むとこのコンセプト作りがいかに大切なのかと最初に書かれている事と思います
私も「コンセプト」を練り上げる事でお店にオーナーの想いを乗せる事が出来き、以降の指針となる「コンセプト」はとても大切な要素だと考えます
「コンセプト」作りはとても楽しい期間です
夢と希望に満ちた光り輝く期間です
私もこの「コンセプト」作りにはオーナーの全ての想いをこめて全力で臨んで頂きたいと考えておりますが、長い間店舗作りに携わってきますと店舗を作る上で大切なことは地味ながらも「コンセプトを実現する為に必要な事業計画作成」なのではないかと思うようになりました
もちろん「コンセプト」が全てのベースとなりますので1番大切なのは間違いの無いところなのですが、営業が始まり未来永劫繁盛を続けるにはやはり血液たるお金の存在が大きいと考えるようになってまいりました
せっかく「コンセプト」を練り上げ店舗を作り営業を開始してもコンセプトを元に作成した事業計画書がお粗末であったり、もしくは店舗作りの段階で事業計画が狂いイニシャルコストが大きくなってしまった場合に練り上げた立派な「コンセプト」も血が回らなくなり瓦解していくように感じます
希望に満ち楽しい時間を過ごせる「コンセプト作成」
地味で最悪の事まで思慮しながら過ごす「事業計画作成」
ある意味、反発しあう2大店舗作りの巨匠のような存在です
何故事業計画が狂うのか?
集客の読み(収入の予測)が甘かったのか?
人件費等の経費が高騰して支出が増え狂うのか?
実店舗での営業を計画されるまでに経験を積まれたオーナーはそれほど大きく収入や支出のランニングコストを外さないように感じています
ここ最近の傾向として一番大きく外れるのがイニシャルコストと考えています
長くなりましたので続きは次回に
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